2024年11月26日
B面の離脱者
2005年は、ダイワのカルディアKIXとシマノの05バイマスターがミドルレンジでのお買い得争い・・・
もとい、コスパ争いを展開していました(笑)。
当時は、まだAR-Cスプールはなく、マシンカットハンドルが高価な時代でした。

そのため・・・
05バイオマスターはカルディアKIXとの差別化を図るため、標準でARB(S-ARBの登場前です)を
7つ装着(シングルハンドルモデル)という方針をとっていました。

1万円台半ばでリジッド・サポート・ドラグ(スプールとスプール軸にそれぞれARBを装備してドラグを支える機構)が買えるとあって、
かなりお得なリールに仕上がっていました(笑)。
デザインより機能を優先した「質実剛健」のシマノに合わせた感じです。
それ以降は、替スプールや03ツインパのダブルハンドルに換装して10BB化するなどして、
管理人のタックルライフ・・・じゃなかった、釣りを充実させてくれました(汗)。

ただ、リールが最前線で活躍できる期間は、そう長くないです。
AR-Cスプールが登場し、マシンカットハンドルが当たり前になってくると、
05バイオマスターは特別な存在ではなくなってきました。
( ̄□ ̄;)
一線から退いた05バイオマスターは、大分県南の実家に常駐させたので、
それこそ非常用のリールとして余生を過ごすことになりました。
活躍の場面があったのは、単身赴任時代の数年間のことです。

管理人の好きな釣り、釣りたい魚から05バイオマスターは遠退いていきました。
長年馴染んできたリールを売り払う決心がつくまで時間はかかりましたが、
委託販売店に持ち込むと、何となくすっきりしました。
手入れを怠らなかったので、綺麗な部類だと思います。
それがきっかけになった訳ではないですが、15年近く気晴らしの場として利用してきたエックス(旧Twitter)と
距離を置くことにしました。 (゚_゚;)
その理由はいくつかあります。
ナチュログからの繋がりで、フォロワーは420人ちょっと(笑)。
一時期は、釣りネタや雑ネタで盛り上がったりもしましたが、
初期の頃からコミュニケーションのあった人たちの離脱が続いて・・・
最盛期に比べると絡むことが少なくなりました。
一方で、その後の考え方に乖離があったり、相互理解が難しい部分があったのかもしれません・・・ (゜-゜)
文字制限のある中で真意を伝えることの難しさ、ネタを発信することへの疑問を抱きはじまたのは確かです。
理由を挙げ始めるとキリがないですが、一番は他人に対して許容できるキャパが減ってきた気がしてきたことです。
(((゚Д゚)))
ま、つまるところ、面倒くさくなったんでしょうね(汗)。
例えるなら、自分にとってSNSとはレコードのB面だったのかもしれません。
アカウントを残しながら、音沙汰がなくなったお友達の気持ちが理解できました。
ごめんなさいね。 m(_ _)m
仲良くしていただいたかたに、申し訳なく思う部分はあります。
さて、05バイオマスターの行方ですが、意外なことに、価格を低めに設定したためか、1ヶ月足らずで売れていました。
良かったです・・・活躍をお祈りしています。 (≧∇≦)b
2022年09月20日
回転を取り戻す?
・・・といっても、回転しなくなった訳ではありません(汗)。

少し前の釣りで、最前線で愛用してきた08ツインパを水没させてしまいました。
数日後、ハンドルを回す度にシャリシャリと異音を発し、明らかに抵抗を感じるようになりました。
オイルインジェクションから注油して様子をみたものの、一向に改善しないので、
何処かのギヤが塩噛みしてしまったのかもしれません。 ( ̄п ̄|||)
あるいはベアリングなのか・・・
いや、シャリという感覚がハンドルを回す間の一部分だけなので、ピニオンギヤ、ウォームシャフト、
あるいはドライブギヤあたりなのか・・・
オーバーホールに出すことも考えましたが、以下の理由で諦めました。
1) 部品がすでにない(ギヤの場合)
2) 滑らかな回転が戻るかどうか分からない
3) コスト(ベアリング交換なら自分でできる)
・・・ということで、まずは分解することにしました。
ドラグワッシャーを外して、メインシャフトのイモネジを0.9mmのL型レンチで回して、
ドラグ音出しラチェットを外したところで、分解はスタートしました。

ローターを止めている回転枠ナットは、ナメないように気をつけながら、小型のオープンエンドレンチ(スパナ)を使って外します。

すると、ローラークラッチ組が出現するので、これを止めているネジを外して抜き取ります(油をつけないように注意です)

ここまでは意外と簡単です。 (・・?

すると、ピニオンギヤが抜けます。 (・_・;)

開帳すると、予想したとおりグリスを過剰に噴射したせいで、ギトギトになっていました。

マスターギヤ、クロスギヤとグリスを洗い流してチェックしましたが・・・
結局のところ、異常箇所は確認できませんでした。
注油して、再び組み直します。 (((゜д゜)))
パーツ余りが発生せずに良かったです(汗)
元の滑らかさがどうだったかとか、人の感覚とは案外いい加減なものだと思います。
変にベストな頃の感覚が上書きされずに残していても、あまり意味がないと思いますし、所詮は糸巻き機・・・
アタリとかアワセの感覚をそこまでリールに求めるものでもないような気がします。
今回は、塩分を含んでいるであろうオイル・グリスを除去し、パーツを綺麗に洗浄できたことて、ヨシとします。
元の状態に戻った訳ではないですが、いくらか回転が改善されたように感じることが、精神衛生上大きいです(笑)。
大事なことへ、リールの使用感を気にせず、釣りに集中することだと思います。
(≧∇≦)b
2022年04月30日
ベイトフィネスな初アマゴ
数日前にみた古城を紹介する番組で、司会者の独断で日本一に輝いたのが、この城趾でした。

郷土愛をもってすると大分県竹田市にある岡城の方が断然良いかな・・・と、思いましたが、
ここから一望する中海も大山もなかなか良かったです。

大山は霞でうまく見えなかったので、麓まで近づいてみたくなりました(笑)。
大山山麓の風景は、大分のやまなみハイウェイやくじゅうと甲乙付けがたいですが、
東側の麓から一望する大山はド迫力で、残雪と新緑、荒々しく削られた沢のアクセントが凄く良いです。

中国地方の山の風景の中でも随一と思います。 (≧∇≦)b
南側に抜ける道路の途中には、大山の全容が拝めるスポットがあり、何度来てもここの眺めは好きです。

荒々しい西側の顔とうってかわり、成層火山のような優雅さも良いですね。
大山で食べたミルクモナカも良かったです。
帰りしなに、少しだけ岡山県北にある、いつもの渓流に立ち寄ることができました。
実は、唯一所有するベイトリール&ベイトフィネスロッドをラゲッジスペースに積み込んでいました(笑)。
必然的にベイトタックル縛りになりました。

(こんな感じで日々のベイトキャスティングを練習しています)
まだまだキャストに自信がないので、堰下のオープン・エリアに入りました。
散々人が入っているポイントなので、この時季にしては簡単ではなかったですが、
お情けでアマゴが1匹だけ釣れてくれて良かったです。 (///▽///)

ベイトタックルで釣れた初めてのアマゴになりました。
日帰り300km超えなんてちょろいぜ・・・と豪語したのは昔のことです。
正直なところ、ちょっと疲れました。
┐(´~`;)┌
≪タックル≫
ロッド:アブガルシア トラウティンマーキス・ナノ TMNC-532L-KR
リール:シマノ 15アルデバラン51+夢屋ベイトフィネススプール
ライン&リグ:フロロカーボン4.0lb+AR-スピナー(黄)
この15アルデバランですが、ノーマルギヤにノーマルスプールのモデルです。
これまで渓流釣りには09アルデバランを使用していましたが、某ネットショップで安売りされていた15モデルを入手しました(笑)。

ところが、渓流ベイトで使うためには、スプールの慣性を小さくするために糸巻き量を減らす必要があるようです。
このため、Am●zonで少しだけ価格が下がった夢屋のアミアミスプールを追加しました(爆)。

なかなか良い感じです。

・・・まぁ、良い感じかどうかは、まだ分かりませんね。
2022年03月31日
何故こんなところに??
「ハタラキカタカイカク」とやらのお陰で、年度末1日を残し、
反則金を回避したい会社の命令で強制休暇をいただき、渓流初戦となりました。

ランチで入った噂の古民家蕎麦は、間違いない美味しさでした。
(≧∇≦)b

ところが、渓流はまだまだ寒くて、入るポイント、入るポイント、何処もお魚ナッシングです。
┐(´~`;)┌
数日前の雨と冷え込みのせいで活性下がったのかもしれません。

ちょっと待った・・・( -_・)?
昨年は雨のお陰で活性上がったとか言ってませんでしたかね??
違う日には、水温高過ぎて活性低いとか言ってましたよね??? (滝汗)
・・・そんなもんですよ、釣り人の矛盾アルアル(謎)。

最後に残しておいた間違いのないポイントには、淵の流れ込みにアマゴらしいライズを確認しました。
ところが、フルキャストした先でスプーンを掛けてしまいました。
根掛かりを外そうとテンションをかけた瞬間に事件は起きてしまいました。
( ̄п ̄|||)
スプーンは、管理人のリールへと一直線に向かってくるのが、スローモーションのように映りました。
強制終了となりました。
(((゜д゜)))
≪タックル≫
ロッド:PALMS レラカムイRKSS-53UL
リール:ダイワ 13セルテート2004CH
ライン&リグ:ナイロンライン3.5lb+D-Sライン,ニアキス,アレキサンドラ
管理人のアームの無さを棚上げして言うなら・・・
帰ってきたスプーンは、必殺仕事人のようにローター根元の隙間からラインを巻込んでロック・オンしました。

なぜ、機能優先であるべきローターがこのような形である必要があるのか分かりません。

軽量化のため? デザイン優先のため??
最近のシマノのリールもそうですが、形に必然性がないような気がします。

初めてのDAIWAリールの分解は勝手が分からず苦労しました。

(と言ってもローターを外すところまでですが・・・)

巻き付いたラインの切れっ端を回収して、何とか事無きをえました。
元通りに組み立てられて良かったです。

(///▽///)
2021年02月16日
4000番という選択肢

管理人は、元来の小物釣り師ですから、実用的なリールの番手は2000番から大きくても、
せいぜいC3000番までです(2500番と共通ボディ※の場合が多い)。
※シマノの場合
少なくともメバルやアジを釣るのに4000番は要りませんし、シーバスやマダイだって、
管理人が釣るサイズなら必要性は低いといえます。
過去に、11バイオマスターの4000番を使ったことはありましたが・・・
わずかに数回使用しただけで用途を見失った結果、手放してしまいました。
手放した理由は他にもあります。
300g近いボディは、当時使っていた9.6ftのシーバスロッドに合わせるとかなりの重量になるので、
思ったようなアクションができなかったことです。 (T_T)
ところで、シマノのリールには不遇のモデルが存在します。
ツインパワーに代表されるような伝統を継承したモデルではなく、例えばバイオマスター上位のMgです。
次のモデルチェンジでは09レアニウムCi4と名前を変えて・・・(諸説あります)
また、次のモデルチェンジでは、11バイオマスターの上位互換モデルとして12レアニウムCi4+に・・・
さらに15ストラディックが登場した翌年には16ストラディックCi4+に・・・
この位置が定番化すると思いきや、その4年後には20ヴァンフォードへ変わりました。 (・_・;)
そして、時は過ぎ・・・
管理人自身も当時とは釣りものも釣り方も少し変わりました。
九州から戻ってきた後も、相変わらずの小メバ中心の釣りですが・・・
離島へ行くようになり、青物や良型の根魚に遭遇する機会ができたことです(笑)。
機会ですよ、機会(爆)。
釣ったとは行っていません。
ただ、それ相応のタックルを準備しておかないと対応する太いラインも巻けないでしょうし、
重いリグのキャストもままならないでしょうから・・・ホントカナ?

これを機に、軽くなったヴァンフォードの4000番モデルを購入しました。 (・_・;)
何と言っても11バイオマスターの頃と変わったのは、リール本体の素材です。

ストラディック上位互換のヴァンフォードは4000番モデルの4000XGでも215gという軽さです。
ライトゲーム用のリールはロッドが軽い分、バランスをとるために重めのリールの方が良いと思いますが、
重めのロングロッドの場合は別です。
番手以外にも、これまでに購入したリールと異なる部分が2点あります。
まずは、ハイギヤやりも巻き取りスピードがさらに速くなったエクストラギヤをチョイスしました。
さらには、太いリールをたっぷり巻くため、ノーマルスプールという点です。

最近のモデルに共通しているのは、ノブの空洞感です。
一昔前まで、できるだけ海水を侵入させないような構造ですが、最近のは軽量化のためなのか、
それとも、海水を速やかに排水させるためなのか・・・ (゜_゜)

こんな感じです。
まだ釣果を得ていませんが、来年は使用頻度を上げたいと思います。

さて、どの程度の出番があったのでしょうかね~???
2021年01月24日
やめた理由、変えた事情
ことの発端は、ある意味で宿命ともいえるパーツのことです。 (´ー`)
既にかなり前から有名になった話ですが、シマノ製リールノブは、
どこかのタイミングでノブのネチャネチャ病が発症します。 ( ̄п ̄|||)
その原因は、日光と塩分の反応ではないかとのこと・・・
自転車のグリップが同じ症状になった際に、ショップのスタッフさんからそのような説明を受けました。
海水、日光(デイ)、夏場の汗・・・ _| ̄|○
要因が豊富にある釣りの条件下で、同じシマノ製のノブに交換しても意味がないです。
・・・それに高過ぎますしね。、
そこで、見た目もコスパも良さげな某国製品のあの製品を使ってみました。 (゜゜)

百式カラーという点も気に入りましたが・・・
ハンドルノブだけでなく、ダブルハンドルの評判も良かったので追加でハンドルも・・・

シマノの半額以下で購入できました。
いくつかパーツを買ううちに、コロナ禍で不足していたマスクをプレゼントされたりしたこともあって、
このメーカーの製品がかなり気に入ってしまいました。 ш( ̄▽ ̄)ш

(こんなに買いだめする必要はなかったかも)
ところが・・・
やめた理由は、些細なことがきっかけなのかもしれません。
メタリング用に購入した、あるハンドルノブの構造について・・・

デザインは良いのですが、なぜジョイントが指で摘む部分なのか??
説明不要かもしれませんが、ノブの回転とハンドルの動きが逆方向になる場面が必ず生じるので、弛みます。

・・・と、実際にファイト場面でそれを経験したあのお方から、もう使わないから好きにしてと処分を依頼されました。
管理人も試してみると、同じ症状を経験しました。

あるいは、弛まないまでも、気にしながらのリーリングは凄くストレスになりそうです。
ライトゲームに使えるノブは構造上関係ないので手元に残しましたが、パワーノブは気持ちと一緒に手放してしまいました。

一方、このノブと別の方向性をもつメーカーの考え方が気に入りました。

リスペクトをもって既存のパーツに似せる・・・
樹脂であるがゆえにシンプルで使いやすいし、冬場でも冷たくない。
次のネチャネチャ発生が楽しみです。
(T_T)
2020年02月07日
ミュージアム補強論
4年振りにリニューアルされたストラディックですが、今回は手持ちになかった1000番ベースのモデルを入手しました。
この番手は、06バイオマスターMg1000S以来となります。 (///∇///)

個人的には、登場間もないモデルを購入することは少ないです。
理由は不具合によるマイナーチェンジの可能性があるからです。
あえて新型を購入しようと考えたのは、2019年から渓流釣りに使用している13セルテートの出っ張ったローターに、
ラインが掛かってしまうトラブルがしばしば発生していたからです。
結果的には渓流での使用感は書けそうにないので、以下にリールとしての特徴を列記しました。
1.型番について:
C2000は、1000番ボディに2000番相当のスプールを装着したタイプになります。

シマノの型番記号は周知のとおりですが、Sはシャロー(浅溝)スプール、
HGはハイギヤ(ハンドル1回転に対して巻取量が多い)タイプです。
どうでも良いことですが、以前はHGSの表記だったのが、いつの間にかSHGに変更されました。
2.ハンドルデザイン:
何となくですが、ダイワのデザインに近づいた感じです。

ハンドル中間で折れないのが一般的になりました。
ネジ込み式マシンカットハンドルも汎用化したということなのでしょうね。
3.ボディ:
コンパクトでスッキリしたデザインです。
15モデルの頃から、逆転レバーもオイルインジェクションも無くなりました。

前者は仕方ないですが、注油によるメンテは道具遊びの大事な部分と思うので、
道具の面白みを奪ってしまったのだと個人的には思います。 ( ̄□ ̄;)
4.スプール:
ロングストロークスプールという地味ながら大きな転換がありました。
15モデル(特にツインパ)は、ボディの大きさに比べてスプールが小さすぎる感じだったので、
個人的にはバランス良くなった気がします。

あと、ライン止めは15モデルで不評だった止め難い、外し難いが解消されて良かったです。
5.ローター:
軽量化のためなのか・・・
いや、デザイン重視としか思えないのですが、ローターの1部が切れ下がり、
開口部を設けたのは理解できません。
その弊害として、オシレーションの上死点でローター上面が剥き出しになります。
( ̄п ̄|||)

そうまでして、軽量化が必要なのか疑問です。
結局のところ、5が決め手となって19ストラディックは渓流釣りに使わないことにしました。
ロッドホルダを使わない渓流釣りでは、リールを砂利場に直起きするケースがあるので、
剥き出しになったローターは精神衛生上良くないです。 (((゚Д゚)))
来季は、渓流釣りから退役するブルーカレントとセットにしてアジングに使おうと思います。
(アジなんて釣る機会があるのかな?)
2019年07月28日
50代の手習い案件はどうなった?((汗))
割と釣りには行ってる方ですが、まともな釣りができていないので、
過去の忘れ去られたテーマに、ベイトタックルの導入がありました。
多分、どなたもご存知ないハズ/( ̄▽ ̄;)
目的の根魚が釣れることは釣れましたので、
目下のところトップチヌで1尾を上げることが目標です(笑)
ここへ来てようやくフィールドに持ち出せる実釣レベルに追いついてきたようなので、
こんな記事をアップしました。(///∇///)


そんな型遅れの老兵なんかと思われるかもしれませんが、
ナチュラムさんの特売にて50%オフで販売されていたというのが、一番の理由でした(汗)
左ハンドルにした理由は、スピニングと同じです。
ランディングの際に魚に触った手で、ロッドを持ちたくないからです(爆)
どちらかというと、シモリ等の下に潜む魚を太めのフロロラインを使って、
接近戦で引きずりだすような釣りをイメージしていました。( ̄ー+ ̄)

ただ今思えば・・・
頭の中では解っちゃいても、
メカニカルブレーキの設定だの、遠心ブレーキだの、SVSだの、
極端な話、この頃の管理人にはどうでも良かったのです。
キャスト後、スプール回転に慣性力が働くという、スピニングリールとの一番の違いに、
気付いてなかったことが今になって理解できました。
それが証拠に・・・
多分に漏れず、一番苦労したのがオーバーハンドでキャストしたときの
モトさんのDVDを何度も観て、バックラ解きの練習ばかりしていました(爆)
ここで、ベイトリールからラインが放出される際のリグの速度(ベクトル)をA・・・
ラインを放出するスプールの回転(慣性をB)とすると、
サミングを行わないことを前提に、以下のようになっているのではないかと思われます。
1.キャスト直後 ----------- A > B
(あくまでも感覚的なイメージです;汗)
通常は、3.の状態にならないようにサミングを行うので、
着水直前まで限りなく2.に違い状態が維持されるはずです。
ところが・・・
管理人がベイトキャストすると、リグが最頂点に達する以前に、
スプール内でバックラの前兆が発生していました。(・_・;)
まず、タックルセッティングに大きな間違いがあることが判明しました。
ロッドは、ソルティーステージKR-Xベイトフィネスカスタム(SBFC-692ULT-KR)
まっ、やらないと言っていたBFS用のロッドなんですけどね・・・(汗)

09アルデバランには8LBのフロロラインを目一杯巻いて(笑)
3~4gの尺HEADにバグアンツ2inを装着して、フルキャスト・・・
上手くいくはずがありません。(T_T)
飛距離は出ないわ、バックラするわの状態になっていた訳です。
「リーダーさんのやろうとしていることは、ベイトリールに対して、
ラインの太さ、リグの重さ、ロッド特性等、どれもバランスが良くない組合せのようですね。」
知人のベイトタックル・エキスパートのかたから頂戴したコメントでした。
更に続けて曰く・・・
「スプールの慣性を活かすためには、まずはラインを巻きすぎないことです!!」
( ̄п ̄|||)






2019年07月04日
リールの未来と回顧(その4)
09モデル以降のツインパワーは・・・
ワンピースベイル、AR-Cスプール、クロスララップ、リジッド・サポート・ドラグ、軽量化ボティ等、
ハード面の充実により、これ以上の進化はないと思われるほど、完全体に近づいた感がありました。

つまり、リアル3000番ではなかったのです。
前振りが長くなってしまいましたが、
結果的には根魚用として15ツインパワー3000HGMを・・・

アジング/メバリング用に15ストラディック2500HGSを入手してしまいました。
単身赴任だからこそなせる業ともいえます(謎)
15ツインパワーのミディアムスプールは、少しだけ太いPEラインを巻くのに便利でした。
管理人がよく使う0.8~1.2号が、下巻き無しで200mジャストで収まるので都合が良いです。
恐らく本格的なブーム到来となったハードロックやマダイゲームを意識してのことでしょうか?
ボディがクネっと間延びした形状になってしまった。
裾がザクのようなスカートみたいになってしまいましたね。( ̄п ̄|||)
管理人はこの形があまり好きではありませんでしたが、1000番/C2000番を触ってみると、
この小型ボディを使ってこそ、リールとロッドの間のクリアランスの大きさに気付くはずです。
地味な割に以外と機能が充実している・・・
それでこそ、質実剛健のシマノ・リールなのかもしれません。(≧∇≦)b

「箱を開けたばかりの気持ち良いフィーリングが、より長く・・・」

シマノにとってコストダウンは、
余程切迫したテーマだったのかもしれません。
例えば2500番を例にとると・・・
2500Sでろうが、ハイギヤモデルであろうが、
スプールの刻印は共通です。
つまり、管理人が購入した2500HGSは、
もともと2500Sと共通スプールを
使用しているので・・・
2500Sの表記のままということです。
このため、量販店から届いた2500HGSを
見るなり発注ミスと勘違いしたほどです。
実際には、リールフットのシール部分で
確認できるようになっているのですが・・・
コストダウンもここまできたのかもしれません。
それから、個人的なニーズで申し訳ないのですが・・・
05モデルのツインパワー/バイオマスターには高級なリールカバーが付属していました。
その後、バイオマスターに関しては、フェルト製の袋に変更され・・・
11/12モデルになると、ペラい繊維質な袋に戻されました。
それでも、11ツインパワーだけは、写真右のリールカバーだったのに・・・
15ツインパワーになると、とうとう袋さえ無くしてしまったのです。
リール袋を必要としないユーザーが少なくないことは知っています。
コストカットの重要さは理解できますが・・・
リールの取説に記載されている「防塵」に関する注意書きと矛盾していますし、
コストカットの裏側でサードパーティ製の袋を別途購入しているユーザーがいることをお忘れなく。
【15ストラディックについて】
バイオマスターを押し退けて登場した15ストラディックは今でも好きになれません。
ただ、15ストラディックの使い心地は悪くありませんでした(何じゃい?)
最初のうちは、ローターとボディが擦れるような感覚がありましたが、
使っているうちに、気にならなくなりました。
2017年はアジングに行く機会に恵まれましたので、
使うほどに、このリールの良さを認めざるを得ませんでした。
管理人のアジングはフロロメインなので・・・
多用する2LBが75~100m巻くのに十分すぎるほどラインキャパです。
それでも、この価格でツインパワー並の使い心地を実現したのは素晴らしいことです。
・・・並みということはないですけどね(笑)
2500HGSで味をしめた管理人は、ツインパワーで好評だった3000番に手を染めました。
エクストラハイギヤです。(///∇///)
構造図を見ますと、SAーRBの数からして違いますから(笑)
すかさず、某メーカーのオススメチューンにしたがい、
スプール軸とハンドルノブのカラーをBBに換装しました(純正ではありません)
効果のほどは解りません(笑)
【19モデルについて】
現在、管理人がメインで使うリールは、05ツインパ、08ツインパ、09コンプレックス、
09セフィア、11ツインパワーとその派生種、15ストラディック、それから15ツインパーです。
シマノのモデルチェンジの現状サイクルは4年と言われています。
ついこの前15ツインパを購入したと思ったら、もう19モデルの時期です。
ところが、巷の噂では19ツインパは登場しない可能性が高いようです。
大親分である19ステラが5年周期で登場したからではないでしょうか?
とりあえずは、弟分である19ストラディックが先鋒として登場するようです。
http://fishing.shimano.co.jp/product/reel/5768
恐らくこれは様子見で、その反応をみて20ツインパワーをせ洗練させる・・・
そう思いたいです(T_T)
Ci4を基軸とした軽量モデルは市場で人気があるようです。
ひょっとして20ツインパワーもそのようになってしまうのでしょうか?
軽さを追及するロッドに、追随して軽量化するリール・・・
管理人は軽いロッドだからこそ、グリップする部分のリールがある程度重さがないと、
気持ちよくキャストできないと思います。
円運動に対する支点が感じられないと思うからです。
「それが何故わからん!?」
もし、シマノがツインパワーが重さ故の不人気と考えているなら・・・
あるいはバイオマスターのように泥臭い和製英語が不人気と考えているなら・・・
他社の方向性に追随するというなら・・・
管理人は物申します!
シマノ(セルフ)テスターの立場も返上ですな(`ヘ´)
19モデル以降のシマノでの購入を凍結させていただきます!!
・・・少なくとも十分すぎるストックはありますのでね(爆)
2019年06月10日
リールの未来と回顧(その3)
暫く釣りに行けない状況になっているので、中継ぎ的にリールネタの続編を
アップしました。┐(´~`;)┌
さて、栄華を極めた08/09モデルでしたが・・・
次の11/12モデル、あるいは13モデルあたりから、
デザイン感やメーカーのスタンスのようなものが一変したように思います。

(12セフィアC3000HGSDH)
まずは、一部のローター等で使われていたCi4(カーボン素材)がCi4+へと
バージョンアップされ、本格的にボディへ使用されるようになりました。
それに伴い、上位機種で使用されていたMgモデルは廃盤となりました。
これは管理人にとって非常に残念なことでした。( ̄□ ̄;)

その経緯は・・・
1つはMg合金のコス ト問題の解消と、
底辺ユーザー拡大のための廉価モデルへの採用ではないかと思います。
それはそれで、メーカーにとって大事なことだと思います。
しかしながら、その弊害は思わぬところへやってきました。

(13エクスセンスC3000HGM,12コンプレックス2500HGS-F6)
まず、カッコ良さを重視するあまり、シマノコンセプトであるはずの「質実剛健」とは
別の方向へ向かってしまったことです。
具体的にはこの部分です。( ̄п ̄|||)

つまりハンドルの付け根部分・・・
それまでモビルスーツのスカートのようなデザインだったものが、
えらく華奢な細身のものに変わってしまいました。(`ヘ´)

(13ソアレ2000HGS)
メバルやアジングならまだしも・・・
シーバスやチニングにおいて、このスレンダーさに不安を感じたのは、
管理人だけではなかったと思います。(・_・;)

(11ツインパワーの派生機種でEVAノブが採用されたことは良かったと思います)
大阪の釣りイベントで、カウンターで問い合わせた際、
「不評だった,あれは間違いだった」的なコメントをスタッフの方からお聞きしたことを
記憶しています。
(15モデル以降はこのキャシャーンデザインは姿を消しました)

一方、定期の3年サイクルでモデルチェンジされた11ツインパワーは、
基本的にシマノのミドルレンジを牽引した08モデルのデザインを踏襲した形となりました。
この時、兄弟の関係にあると言われながら、ほとんど互換性を持たせなかった
11バイオマスターとのスプール・ハンドルが共用できるようになりました。

(人手に渡ってしまった11バイオマスター4000HG)
つまり・・・
それまで11ツインパワーシリーズの売りであった「リジッド・サポート・ドラグ※」
※スプール軸とドラグ内の2点をスプールを支持する機構です
スプール軸にSA-RBを持たないバイオマスターに片肺でBBを与えるものでした。
その恩恵はその後、夢屋からBB無し替スプールの登場へと発展しました。
しかしながら、皮肉にも11バイオマスターは存続意義を問われたのか、
不人気だったようでして・・・
次の15モデルでは、ストラディック(バイオマスターの欧米販売機種の名前)として
再出発の道を歩むことになったのです。(T_T)

次回15モデルについては、いよいよ3年毎のモデルチェンジから、
4年毎へと変更されつつ、コストを重視してフルモデルチェンジされた・・・
ツインパワー/バイオマスター(ストラディック)へと続きます(笑)
2019年04月01日
リールの未来と回顧(その2)
2008~2009年といえば、シマノのARーCスプールやマシンカットハンドルが行き渡り、
現行モデルの礎ともいえる技術やデザインが確定していきました。
充実の黄金期を迎えたともいえます。ш( ̄▽ ̄)ш

(左:09セフィアC3000S,右:09コンプレックス2000HGS-F3)
今更ながらのことなので、細かいスペックの記載は避けますが・・・
08ツインパワーは、密巻き方式から通常のスロー・オシュレーションに変更され、
ツインパらしい質実剛健を踏襲しながらも、
ある意味、男っぽさが洗練されたようなデザインとなりました。

(08ツインパワー2500S)
バブル期の自動車業界を彷彿させるような、過剰なまでのラインナップは・・・
09ツインパワーMgとその派生機種に現れました。
・09セフィア
・09エクスセンス
・09コンプレックス
・10炎月

(09ツインパワーMgのタイラバ用として登場した10炎月C3000HGS)
この頃からかハイギヤモデルの投入が顕著となり・・・
セフィアを除いてダブルハンドルモデルは夢屋オプションの形がとられるようになりました。
現状のモデルと決定的に異なるのは、金属ボディが主流で、
軽量化のためにMg合金が採用されていたことです。
Mgというと、03モデルあたりまでは淡水専用とされていましたが、
06モデルあたりから、海水使用OKが当たり前のこととなっていきました。
(個人的にはMgモデルを復活させて欲しいです)
一方、少し残念だったのは、08バイオマスターです。
デザインの刷新、ARーCスプール、マシンカット・ハンドルは実装されたものの、
KIX対策の急先鋒としての役割を終えたかのように、
7BB→5BBへと印象としてスペックダウンされた感がありました。
( ̄п ̄|||)
05バイオマスターのMg派生機種である06バイオマスターMgは、
09モデルでレアニウムと名を変え、次の12モデルを最後に姿を消してしまいました。
ツインパワーに関しても、ラインナップの拡大政策に陰りが見え始めたのか・・・
多すぎるモデルの維持は、コスト面でも厳しかったと思います。(・_・;)
次期モデルチェンジでは、ある意味禁じ手ともいえるツインパワーとバイオマスターの互換性共有という
コスト対策が図られましたが、上位モデルが売れにくくなるという形で、
あまり良くない方向へ向かっていったような気がします。┐(´~`;)┌
Mgボディの採用は09/10モデルを最後に姿を消し、Ci4へと受け継がれていったのです。
2019年03月06日
リールの未来と回顧(その1)
現在、管理人がメインで使うリールは、05ツインパ、08ツインパ、09コンプレックス、
09セフィア、11バイオマスター、それから15ストラディックあたりです。
今年のモデルチェンジを期待していた19ツインパワー・・・
どうやら、登場が見送られそうな雰囲気なので19ネタはボツ。
今回は05~15モデルを回顧することにしました。
ご存知のかたも多いとは思いますが・・・
2014年以前のシマノ主力リールのモデルチェンジは3年毎でした。
管理人がルアーデビューした2005年は、
シマノの主力機種のうち、中堅モデルの代名詞・バイオマスターと、
上級モデルのツインパワーがモデルチェンジを迎えた年です。

(写真右は05バイオマスター2500S:ダブルハンドルは03ツインパワーMg用OPです)
当時の、05バイオマスターは人気を博していたD社のカル●ィアKIX対策の急先鋒ということで・・・
リジッド・サポート・ドラグ※搭載の7ARB仕様で登場したことが話題になっていました。
(※スプールとスプール軸の2つのボールベアリングでスプールを支持する機構です)
一方、05ツインパワーについては、シマノのモットーである質実剛健を具現化したモデルとして、
平民アングラーにとっての実質的なハイエントの地位を築いていました。

・・・右奥11ツインパC3000SDH、左奥15ツインパ3000HGM、右手前08ツインパ2500S、
そして左手前が05ツインパワー2500S(スプールはセフィア2000SSスプールに換装)
ツインパワーとバイオマスターの大きな違いは、価格や性能のほかに、
派生機種も含めた互換スプールの多さにありました。(///∇///)
・・・左奥から夢屋F8、06セフィアSS、06セフィア、07ソアレ、夢屋1215、
前列は左から2500S(標準の浅溝)と2500(ノーマルスプール)。
ボディは共通でありながら、スプールを交換することによって、
四季折々の釣りに対応することができます。
・・・そのことが、結果的に財布に優しいかどうかは別にして(笑)
┐(´~`;)┌
ところで、管理人がこれまでメインで使用してきたリールはC3000番でした。
えっ(・_・;)デカくない?
・・・と、思われるかもしれませんが、シマノに関しては、2000番~C3000番は共通ボディでした。
1000番に比べてスプール径が大きいので、
フロロカーボンを主に使う管理人にとっては、大きいスプールの方が、
巻き癖のつき難いので、トラブルを回避しやすくなります。
過去、1000番台のリールを所有したこともありましたが・・・
どうも、管理人のスタイルとは合わないようなので手放しています。ш( ̄▽ ̄)ш
ところで、05ツインパ/06ツインパMgは、04ステラで使われていた、
スーパー・スロー・オシュレーションを踏襲していました。( ̄□ ̄;)
ドラグが作動したときにラインの食い込みが問題になるほどの大物が釣れたことはないですが、
根掛かりの時など精神衛生上良くないので、06セフィアの中間ギヤに換装し、
普通のスローオシュレーションに変更しています。( ̄ー+ ̄)
多少、ギヤがあたる感はありますが、実用上問題ありません。
そういう意味では、壊れようとも手放すことはないです。
引退後は殿堂入りですね(笑)
だいたい、全ての機種がステラになれる訳ではないのだから、
スムーズさとか、巻き心地といったものに、ユーザーが拘りすぎる意味はないと思います。
・・・おや、スプール形状が違うようだが?(´ー`)
あんなの飾りです。偉い人にはそれが解らんのです(謎)
・・・ARーCスプールへの過渡期だったので、対応できていないものが半数ほどあります。
管理人が思うに、05モデル以降、シマノリールが快適に使えるようになった要因は、
密巻きの解消、ワンピースベイル化、ねじ込み式によるマシンカットハンドル、ベアリングのAーRB化だと思います(笑)
管理人の釣りにおいて、05モデルは今でも現役です。
ハンドルノブやベアリングは劣化して交換したものもありますが、
それ以外は何ともありません。(≧∇≦)b
このまま延々と書いてしまいそうなので・・・・
次回は、これまた今更のネタになりますが、08/09モデルにスポットをあてます。
それでは、このへんで。
2016年02月21日
キンキラ金よりさりげなく・・・
本業が年度末地獄にあたり・・・
前回記事からかなり放置してしまいまして、ごめんないさいm(_ _)m。
まったく釣りに行けていないのて、久々にリールネタで繋ぎます。
(写真は、最新型の15セフィアSSのハズですが・・・ハテ?)
現在、管理人がメインに使用しているリール・・・
本気モードのとき・・・双力(ツインパワー)
出掛けのついでに釣りする場合・・・
・双力派生種であるCi4シリーズ、または
・釣りの種類によっては生物主人(11バイオマスター)
正直なところ、廉価帯のレベルがかなり上がってまいりましたので、
いまのご時世にあっては、このリールだから魚が取れたとか、
このリールでないと釣りにならないとかいう局面は少ないと思われます。
釣り人が一定以上のリールを持ちたがる一番の理由は・・・
所有欲だとか、快適性などというものではなかろうかと個人的にな見解です。
これは、かつて管理人にライトゲームを刷り込んでくれた、しまなみのあのお方も宣っておられました(爆)
基本的に、リールはメンテを行いながら使っていけば、そうそう壊れることもありませんし、
一定以上の価格帯であれば、その傾向は強くなります。
したがいまして、ユーザーにおかれましては・・・
リールを新調する局面は、欲しいというその一点に尽きるのではないでしょうか?(笑)
その結果、管理人が行き着いたレベルが双力なのだといえます(笑)
ところが、決して安くもない双力ですから・・・
モデルチェンジしたからといって、壊れてもいないのに、そうそう新調する訳にもいきませね。
諸事情で、どうしても追加が必要な場合に限り、生物主人やCi4シリーズを買い足しているのです。
今回は、フロロ3lbをメインに使用するため、15セフィアSSを購入しました(///▽///)
エギング用ではないので、あえてシングルハンドルをチョイスしています。
(せめてデザインだけでも・・・というスプールのカットは正直嫌いです)
ところで・・・
シマノのリールの価格帯はS-ARB(防錆を施したベアリング)の数に比例しています。
これは仕方のないことです。
(15セフィアSSと09セフィアC3000SDH(右)の比較です)
ユーザーとしては、価格帯は下がっても、
できるだけS-ARBの数を減らして欲しくないという我がままな要望があるのでしょう。
とくにミドルレンジのリールについては、リジッド・サポート・ドラグは欲しいところです。
(スプールとスプール軸にベアリングを配置して2点でスプールの回転を支持する機構)
その行きついた先がツインパワー派生のCi4シリーズといえます。ш( ̄▽ ̄)ш
Ci4シリーズは、コストをそぎ落とした血の繋がらないBBシリーズと明らかに異なり、
スプール・ハンドルともにツインパワーと互換があります。
08ツインパワー互換の09コンプレックスにも転用可能です。
夢屋の替えスプールを購入しようとして、大して価格が変わらないことを考えて、
購入に踏み切りました。
15セフィアSSでは、かつてのバイオマスター並みの価格を維持しつつ、
リジッドサポートドラグの機能を残しているところが凄いです。
・・・11バイオマスター、レアニウム、ストラディック等は、
スプール内部やスプール軸のS-ARBが省力されていましたから。
15セフィアでは、金ピカの派手なデザインながら、目立たないように極めて地味なデチューンを施していました(笑)
メーカーとしては、さらなるコストダウンを図りつつ、コスパ感を出すためにとった苦肉の策が・・・
過去のシングルハンドル仕様のリールでS-ARBが7個というのは、記憶にありません。
11セフィアCi4との大きな違いは、ハンドル部にS-ARBが無いということです。
一番影響の少ないハンドルノブからベアリングを外してカラーに変更し、
コストダウンしつつも、リジッド・サポート・ドラグを残す方法をとったのだと思われます。
( ̄п ̄|||)
個人的にはこのやり方はOKだと思います。(≧∇≦)b
実際の使用でも、使いはじめこそノブのカラーが重く感じましたが、
使用とともにベアリングが無くても影響は然程ないことが解りました。
さらに価格帯を下げた血縁兄弟(BBシリーズ)では、スプール内のベアリングを無くしたり、
ハンドルを供回り式にしたりで、価格を抑えていることを考えると、かなりコスパ感が高いと思います。
一方、ボディの材質に目を向けてみますと・・・
09セフィア(右)が最近では珍しくなったMgボディを採用しているのに対して、
当たり前ですが、15セフィアSS(左)はローターとボディをCi4に変更し、コストを下げています。
管理人は金属製のボディが好きですが、時代の流れなんでしょうか?
そのせいか、ボトムデザインはあまり似ていません。
実際にはこのデザインの方がキズがつきにくいという理由もあるのでしょうけど。
それにしても、あまり新しくなった感じがしませんね・・・ん?
はて・・・このデザインには、見覚えがあります。( ̄□ ̄;)
かつて、管理人をミドルレンジの虜にした05バイオマスターのボトムデザインと、
クリソツではありませんか?
・・・というか、まだ持ってたんかい?(爆)
そういえば、15セフィアの金ピカデザインは、05バイオマスター譲りではあませんか?
05バイオマスターといえば、この価格帯では前例のない7BB仕様で登場したリールです。
最近はめっきり出番が減りましたが、03ツインパワーとハンドル互換があるので、
+4BB仕様のメバリング用としてまだまだ現役です。
15ストラディックの登場で、バイオマスターは廃版になるとの噂がありますが・・・
15セフィアSS仕様の流用で構わないので復活させて欲しいものです。┐(´~`;)┌
長きにわたり、シマノのラインアップのミドルレンジを支えてきたリールですし・・・
ツインパワーもそうですが、「バイオマスター」という何とも日本的な泥臭いネーミング・・・
味があって良いではないですか(爆)
2015年08月29日
50の手習い?【初級編】
今回は少し前に購入したベイトタックルを実践で使えるレベルまで磨くこと。

秋になれば、昨年惜敗した接近戦のリベンジが待ち構えていますので、それまでに何とかモノにしなければなりません。
GWの釣行では、遠心ブレーキの存在を知らず、バックラッシュの山を築きました(汗)
今回は事前調整がバッチリのハズです(笑)

それから、釣友Kaz君のアドバイスで、最初は重いリグで慣れた方が良いとも・・・
連休帰省の初日に、近場の港に出かけました。( ̄ー+ ̄)
波返しがついていない堤防なので、キャスト練習にはもってこいです。
一応はホゴ(カサゴ)の釣査を兼ねていますから、尺HEAD-Dタイプ(7g)+大きめのカーリーテールを装着してみました。

軽くアンダーでキャスト・・・
ところが、そう甘くはありませんでした。(T_T)
おどろおどろしいサイドキャストでなんとか釣りが継続できる程度には慣れてきました。
ただし、魚を釣るというレベルではありません。(((゚Д゚)))
最後はオーバーハンドでキャストした際、重度のバックラッシュを起こしてしまい、ジ・エンドです。

・・・ベイトリールの構造をご存じのかたは、上の写真を見れば一目瞭然ですね?
(._.)!?
連休最終日になって、再度プラクティスに出かけた管理人は、またまだ気づかないまま、
釣りの間ずっと疑問に思っていました(汗)

あくまでも感覚的なものですが、
GWのときより更にバックラッシュしやすくなっているような気がしたのです(爆)

メカニカルブレーキの方の調整で、
サイドキャストなら、なんとかバックラせずに、
釣りの形に持ち込むことができましたが・・・
スプールの回転性を阻害するまで締めこんで
使用するのは根本的におかしいですし、
やはり何か違うのだろとう、違和感を覚えました。
(写真撮影のために左手に持ち替えています)
ここの海も底が見えるほどキレイで、
魚がわんさかよってくるのが見えます。
あくまでも、今回の釣行ではキャスト練習がテーマなので、
「釣る」ことはあまり考えずに、リーリングは素早く巻くだけです。
ところが、何度かキャスト&リーリングを繰り返すうちに・・・
律儀な怪しい魚がニューロッド&ニューリールの入魂に付き合ってくれました(爆)
(///▽///)

恐らく、オハグロベラの仲間と思われますが、
こんなブラックな魚体は初めて・・・どうやらオスのようです。
ササノハベラに比べて希少性が高いですし、口が大きいのでルアーフィッシング向きかもしれません。
その後もキャスト練習を続けましたが、バックラはしませんでした。
サミングがいくらか上達したのだと思われます。(≧∇≦)b
一応の成果が出せたということで、ロッドオフとしました。
≪タックル≫
ロッド:アブ・ガルシア ソルティーステージ・ベイトフィネスカスタム SBFC-692ULT-KR
リール:シマノ 09アルデバランMg7(Left)
ライン:ヤマトヨテグス フロロカーボン 10lb
リグ:尺HEAD7g+カーリーテール
さて、それでは記憶を遡り、バックラッシュの原因を検証してみました。
確か・・・遠心ブレーキをすべてONにしたハズ・・・
カラーをすべて押し込んだ記憶しかないのはナゼ???
論理的に考えてみましょう・・・遠心ブレーキというからには、
外側に出っ張った方が遠心力に対する抵抗は大きくなりますね?
もしや・・・ ┐(´~`;)┌
冷静に考えれば解ることことですね。
遠心ブレーキというぐらいだから、外に押し上げた方がブレーキは効くハズです。
解決したのは今回の釣りの後・・・その通りでした。
福岡に戻り、09アルデバランのマニュアルで確かめた後のことでした(笑)
間違いありませんでした・・・管理人は遠心ブレーキをすべてONにするつもりが、
すべてOFFにして使用していたのです。( ̄п ̄|||)
マニュアルには、最初はすべて遠心ブレーキをONにすることをおススメするとの記載がありましたが、
すなわち、ONとは上に上げるでした(笑)
通常使用では2~3個をONにするともありましたが・・・
今更ながら、すべての遠心ブレーキをONにするのも癪に障るため、
3つだけOFFに戻しました。
これで今回身に着けた感覚はすべて御破算・・・とならなければ良いのですが
いま少し頑張ってみます!?!?!?
2015年08月05日
明日のために・・・
基本的に駅から徒歩という手段しかない管理人には、厳しい季節となりました。
本当のところは、前回の根魚祭り以来・・・・・・
右肩~肘にかけて原因不明の激痛が走るようになりました。(((゚Д゚)))
・・・顔を右に向けることができません。
まぁ、これも年齢なのかなと思いましたが、恐らく負荷がかかり過ぎたのでしょうね。

良型の根魚を目論んで、思いジグヘッドやホッグ系の中型ワームなど準備したものの・・・
結局のところ7月は強風やうねりを言い訳にして、思うように釣りには行けませんでした。
事情を恨んでも仕方ないので、改めて釣り具の仕分けや整備を行い、
次の週末に備えることにしました。┐(´~`;)┌
前回釣行の根魚祭の状況をあらためて考えてみますと、
シャローエリアで、ベイトが豊富、活性が高い・・・
という状況の中で、ワーム一辺倒ではなく、表層~中層系のプラグを試すべきだったと反省しています。
恐らく、ルアーの選択に関わらず釣れたのではないかと想像します。
今更ながら色んな釣り方が楽しめのではなかったかと思うと、少し残念でした。

中でも期待しているのはヤ●リアのフローティングペンシル・・・POCKETS
入荷がアテにならず、売り切れが続出しているのが残念なところですが、
千円以上が相場というプラグ価格帯にあって、格安かつそこそこのクオリティーを維持する
サラリーマンアングラーの味方です。(///▽///)
既に前回の釣りから早や1ヶ月が過ぎ・・・
水温やシチュエーションが全く異なるでしょうから、厳しい戦いになるかもしれませんね。

ロッドに関しては、前回はライトゲームに対応したバス用のロングロッド(オーバー7)を使用しましたが、
引きを楽しめたのは最初の10匹くらいまで・・・
流石に2時間で32匹釣ると、乳酸が溜まり、挙句に肘痛と肩痛に繋がったのでしょうか?
やっぱり歳ですね~(汗)

なので、今回はライトなシーバスロッドか、強めのチニングロッドを使ってみたいと思います。
弾くかもしれませが、荒根に引きづり込まれそうになる魚をあしらうには、
これぐらいのパワーが必要だと思います(汗)
(記憶に新しい・・・釣り事業からの撤退を決めたダイコーのロッドです)

CROSSBREED CBSS 77ML・・・ライトなプラッギングモデルと書いているので、
根魚にも何とか使えるハズです(笑)
大分県人としては、ダイコー撤退はショッキングかつ寂しい話でした。
それでも、しばらくはアフターもやっていただけるし、すぐに壊れたりしないでしょうから、
手放したらせず、最後まで使い倒したいと思います。
手元に2g~15g程度の幅広い負荷に対応したロッドがあれば良いのですが、
岡山自宅に置いてきてしまいました。
しょっちゅう入れ替えするわけにいかないので、当面はこれで凌ぎます。

左はチニングで主力リールとして活躍中の11バイオマスターHG・・・
ハイギヤなので荒磯で使うのに丁度良いです。
エコノマイザー標準装備なので、実質的にはミドルスプールとして0.8号程度のPEを200m巻けます。
巷では逆輸入のようなストラディックが登場したことで・・・・
バイオマスターは現行の11モデルを最後に廃版となるという噂があります。( ̄□ ̄;)
ミドルレンジを牽引してきたモデルで、管理人のルアーフィッシングもバイオとともに歩んできたので、
もし、本当だとしたら悲しいことです。(T_T)
いくらバイオマスターのレンジが苦戦しているかといって、
基幹モデルとして、一時代を築いた貢献度ははかり知れないのに、
シマラーになって初めて、シマノも解ってないなぁとがっかりしました。
(ダイコーが無くなるより、こちらの方がショックです)
右は昨年に型落ちセールでゲットした09セフィアC3000SDH・・・
こちらは、廃版対象の本命ではないかと思っていましたが、
何と・・・Ci4仕様ではないフラッグシップモデルが再登場となりました。
本来ダブルハンドル仕様ですが、ノブの形がライトゲームに不向きなので、
09コンプレックスに付属のシングルハンドルに換装しました。
ゴールデンウィークにはメバリングで活躍してくれました。
3000番でメバリングは大袈裟では?と、言われたことがありますが、
シマノ製リールのラインキャパはD社より1ランク小さいです。
それに、シマノの場合は大半のリールが2000~2500番とC3000番は共通ボディなので、
実質的には2500番程度のリールだと思いますので、そこまで神経質になる必要はありません。
(Cはコンパクトの意味らしく、本来の3000番は別にあります)
ナチュラムさん的には、本意ではないかもしれませんが・・・( ̄ー+ ̄)
ユーザーとしては、当時の上位レベルのリールを格安で買うことができるのは有難いことです。
とくにリールに関しては、パーツのマイナーチェンジに止まり、
機構としては完成形に近づいた感があるので、あまり気になりません。
シマノのリールにつきましては、以前は3年サイクルだったのが、
14ステラのモデルチェンジを機に4年サイクルに変更されたようです。
・・・そういった恩恵なのか、
遂に待ちに待ったあのモデルが、手元に届くところまで落ちてきました(爆)

この秋には大物狙いで活躍してくれることでしょう!ш( ̄▽ ̄)ш
期待は高まります!!(更汗)