2019年08月31日
渓流の神様
【令和元年8月31日 渓流釣り最終日】











帰り途中、ハイブリットシステムのインジケーターを見てみると、
入漁券に記載のある最終日・・・
前回釣行に続いて、某所渓流へやってきました。
週刊天気予報では雨予報だったのが、数日前から晴れの表示変わり、
ツキのようなものを感じていた管理人です。

管理人の手元には「青い潮流」という名のアジングロッドがありました。
出入りしている中古釣具店に勧められ、破格にて入手したものです。
全長5ft10in・・・渓流ロッドとしては長すぎるんじゃないかという意見もありましたが、
適度な張りとしなりが、今季ハマってしまったARスピナーの誘導と、
トラウトを掛けた祭の取り込みにマッチしているように思います。

本日訪れたのは、この春に渓流ルアーデビューを果たした、水深50cmにも満たない浅場が続く急流です。
つまり、千歳一隅のリベンジの機会を得た訳です(笑)
前回釣行での反省は、あまりの流れの速さに、釣り方が対応できなかったことです。
あっという間にミノーが流され、リールを巻く暇がありませんでした。(((゚Д゚)))
そればかりか、普段使わない3lbフロロと軽量リグの組合せは、ぴょん吉君を誘発したのでした。
ところが、この日・・・
わずか数m上流にキャストしたARスピナーは、速い流れをものともせずに受け止め、
浅場にも関わらず、トラウトに喰わせる間を与えてくれたのです。
少し流れが緩んだポイントに対して、ダウンクロス気味にキャストすると・・・
なんと、いきなり本命のアマゴではありませんか!!(///∇///)

この時の興奮の有様といったら、前回カワムツを釣ったときの比ではありません。
渓流で初のアマゴ・・・一生の記憶に残るメモリアルフィッシュとなるはずです。

この時を境に、魚が釣れそうな視点が違ってきたから不思議です。ш( ̄▽ ̄)ш
下流から上流へ遡上しながら、少しでも魚がいそうなポイントがあると、まずはキャストしてみます。
数投で反応がなければ、さらに上流へ移動を繰り返します。

川岸にヨシや熊笹が繁茂する際を狙ってARスピナーをキャストしてみると、
再び、アマゴがヒットしました。( ̄ー+ ̄)
・・・と、思ったらランディング手前で痛恨のバラシ。

その付近には間違いなくアマゴがいるとみて、徹底的に攻めました。
ところが、釣りに集中するあまり、安全面が疎かになったのかもしれません。
ARスピナーが岩に掛かってしまい、それを外そうとして近づいたとき
・・・つるりん!!( ̄□ ̄;)

バランスを崩してしまい、膝下ウェーティングしてしまいました(泣)
(来季は専用の足元が必要になりそうですね) ┐(´~`;)┌
2.1gのARスピナーを失ってしまったので、3.5gのオレンジ色にチェンジすると・・・
こちらの方が使い勝手が良かったです。

アマゴにもルアーの大きさは気にならないのか・・・
サイズダウンした綺麗な魚体がヒットしました(笑)
さらに急流下側のヨレた辺りにキャストしてみると、
今度は少しマシなアマゴがヒットしました。

・・・恐るべし、ARスピナー!!(≧∇≦)b
釣り時間が残り1時間程度となったところで、山間部は少し薄暗くなったので、
本流の開けたところへ移動します。
深い淵のある場所をダウンクロスに攻めてみますと・・・
魚信がありました。
アマゴかと思いきや・・・婚姻色のハッキリしたカワムツでした(笑)
それでも、魚が釣れると嬉しいものです。

帰路につく時間がやってきたので、ロッドオフとしました。
遊漁券の期日は8月31日・・・つまり、明日から禁漁期間となります。
我ながら、ドラマチックに終焉を迎えることができました。

帰り途中、ハイブリットシステムのインジケーターを見てみると、
充電が幻のゾーンまで達していました(謎)
今日全般、渓流の神様の御加護があったのかもしれませんね♪
<<タックル>>
ロッド:YAMAGA Blanks BlueCurrent 510
リール:13セルテート2004 H2
ライン&リグ:フロロ3.0lb+ARスピナー2.1g,3.5g

<<タックル>>
ロッド:YAMAGA Blanks BlueCurrent 510
リール:13セルテート2004 H2
ライン&リグ:フロロ3.0lb+ARスピナー2.1g,3.5g
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本山博之さんというバス、トラウトに精通したマルチ・プロ・アングラーがおられました。
そういった釣りをやってこられた釣人は、説明するまでもありません。
管理人は、渓流ルアー釣りを始めるまで、存じ上げませんでした。
2018年10月28日、磐梯山の登山中に他界されてしまったからです。
今回は、感謝の意を込めて書かせていただきました。

あのお方曰く・・・
おおよそ、本山さんのことを悪く言う人はいない・・・
このDVDを拝見して、その意味が理解できました。
ARスピナーでの実釣シーンを見たときの衝撃は今でも記憶にありますが、
驚いたのは他に例をみないプロアングラーとしての中立性です。
渓流ベイトフィネスを紹介する場面だったと記憶しています。
雑誌付録の動画であれば、メーカースポンサーであるタックルやルアーを中心に説明するのは、
当たり前のことだと思っていましたが・・・
なんと!!
机の上に置かれたメーカーのハイエンドロッドではなく、
廉価版のロッドを買われる場合の注意点について、説明されていたのです。
亡くなった直後、YouTubeで見た動画の中で、釣り業界の損失と言われていた・・・
その通りだと思いました。
このDVDを通じて、渓流の釣りに出会えたことは、感謝しかありません。
あらためて、ご冥福をお祈りいたします。m(_ _)m
Posted by リーダー at 23:59│Comments(0)
│癒し編