もう逢えないと思っていた(涙)

リーダー

2023年05月06日 01:06

【2023年 大型連休終盤 岡山県南某所】


小型中心と言われる瀬戸内海の陸っぱりのメバル釣りにあって、岡山は特にとびっきりの小粒揃いのエリア・・・

という自虐ネタが生まれる地域です(汗)。

瀬戸内沿岸の良型の目安は20cmというのが、釣り人の共通認識とされますが・・・

かつて20upを連発した秘密のポイントも最後にそれを見たのはいつだったかな。 (・・?

この海域では、20upメバルは絶滅したのではないかと思うほどです。
┐(´~`;)┌

成長が遅いということが基本にあって、乱獲説、青物増加説、企業立地による釣り場の少なさ、

ダムの多さによる貧栄養化水、農薬、水温や水質の異変に伴う環境変化が原因・・・等等。

理由を挙げだすと枚挙に暇がないのですが、地球温暖化に伴う長期的な傾向のような気がして心配です。



とはいえ、5月初旬は陸っぱりメバルの最盛期・・・ ш( ̄▽ ̄)ш

初心に戻り、否が応でも期待は高まってしまいますが、月夜ということを棚上げしての話です。

ただ、比較的釣り荒れた感のあるメジャーな場所であっても、自分だけのローテーションがあるし、

月や潮位に合わせた攻めどころはあると思います。

ポイントに着いてみると、無情にも大潮とは思えないほど潮流は止まっていました。

注意点は、護岸に沿って影ができること・・・

月夜と潮止まりが重なると、メバルの多くは底にいて、物陰に隠れているはずなので、

自分の影を落としてはいけません。 ( ̄ー+ ̄)




そこで、ジグヘッドリグにワームをフルキャストして底まで沈め、

潮のわずかな動きに同調させるようにデッドスローでジグヘッドを曳いてみます。




実際のところ、これぐらいしか対策を思いつきませんが、

このやり方が功を奏して、小1時間粘って6匹ほど釣れました(笑)。




管理人が驚いたのは、このポイントでは歴代で最大となるサイズが釣れたこと。



(惜しい、もう少しで20upでした)


通りがかりの釣り人に「ええ魚を釣ってますね」と、声をかけられましたが、

今回は個体釣査が目的なので、計測と写真撮影の後、速やかに海へ還しました。



まだまだ釣れそうですが、本命ポイントはここじゃないので、頃合いを見て大移動しました。


次の場所は急流と障害物に挟まれたテクニカルなポイントで、

2007年から通い詰めたことで知り得た情報が活きてきます。



・ まず、アクションをつけないこと・・・
・ それから、小さくてもモゾっとする違和感を逃さないこと・・・
・ 疑わしい場合は間髪入れずに合わせを入れること。


出足コこそ渋かったですが、ここのメバルの性質を思い出しながらリールは巻かず、潮に乗せてドリフトさせます。

ただし、操作を間違えると障害物の餌食になってしまいます。

・・・と、ロッドにグっと重みが伝わってきました。 

「今度こそ20upキタカ???」

2lbフロロなので、慎重に取り込むと、何と藻が絡みついた18cmのメバルでした。



(どおりで重量感があるハズだよ) (>_<)


このヒットでメバルが浮いてきていることを確信しました。

写真を撮ってすかさず次のキャストし、着水と同時にベイルを倒して表層を巻き始めると

瞬時にヒットしました!!



しかし、今度はサイズダウンです。 ( ̄п ̄|||)


2桁に迫りながらも、潮止まりまで時間がないことを焦って、

2連続で痛恨のバラシを喰らったところでアタリが止まりました。

この場所に見切りをつけて最後のポイントに向かいます。

手元の記録では、1日で55匹を釣り上げたこともある数釣りポイントです。

潮はほとんど停滞していました。

根掛かりを恐れず、メバルが潜んでいそうな場所を狙ってジグヘッドを通します。



ここでもメバルの反応は期待を裏切らず、数分でメバルが連発しました。 
(≧∇≦)b

小型には違いないですが、この時季ならではのマッチョな個体で、小気味良いファイトを味わいました。



まだまだ釣れそうな気配でしたが、満足したのでロッドオフとしました。

≪タックル≫
ロッド:オリムピック Graphiteleader CORTS-672L-HS
リール:シマノ 13コンプレックスCi4 2000HGS F4
ライン&リグ フロロカーボン2.5lb+ラッシュヘッド1.4g+スクリューテールグラブのみ


3箇所ともこういう釣りはできないと諦めていただけに、嬉しかったです。
(///▽///)

ただ、時季的にはここのハイシーズンは終盤に来ていて、

今年最後の陸っぱりメバリングなのかなぁと、少し淋しい気持ちになりました(涙)。 

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