【2024年4月中旬 県南某所HG】
ほんの数日前に愛媛県中東部を震源とするマグニチュード6.6(震度6弱)の地震があったばかりです。
地震後に魚が釣れなくなるのはよくあることです。
例えば、九州時代に経験した熊本地震の後など、メバルどころか、
厄介者のイソベラ(ホシササノハベラ)さえ姿を消したので、びっくりしたのを覚えています。
目や耳にたよる人間と違い、波動を体で感じる魚は、
水中を1km/sの速度で伝わる弾性波を受けたときの影響たるや、想像を超えます(謎)。
行く前からそんな言い訳を考えながら、4ヶ月ぶりに近場のHGの闇ポイントへ釣査へ出かけてみましたが・・・
あにはからんや、小メバが高活性です(汗)。
ここのレギュラーサイズは14〜17cm程度ですが、かつて20upを連発した時期もありました(遠い目)。
この日は、10〜14cm程度、あるいはそれ以下がメインです。
( ̄п ̄|||)
良型はフルキャストした10〜15m先を潮に乗せて流し、モゾあたりを拾ってフッキングするのが定石でした。
ところが、思うようにメバルの泳層が探れず、苦戦します(汗)。
しかも、揃いも揃って、いつものヒットポイントよりかなり手前の捨石から飛び出してくるものはかりです。
それならそれで、リールのドラグ(釣れた時に釣り糸を少しずつ出して、
魚の突進をかわす機能)をユルユルにして、数釣りに徹することにしました。
恐らくは、泳力のある大きめの個体は沖へ避難して、逃げられない小型のみが、
捨石の中でじっと潜んでいたのではないかと思います。 (゜.゜)
ただし、捨石から飛び出してくるのは小メバばかりではありません(汗)。
21cmのタケノコメバルがヒットした時は慌てて、ドラグを締めました。
その後、ポイントを小移動しながらキャストを繰り返しましたが、
マックスが15cm・・・ ┐(´~`;)┌
潮が下げに転じて、数はコンスタントに出るものの、
型は見込めそうもありません(泣)。
最後に釣れた17cmのカサゴも含めると、総数21匹の小爆釣となりました。
もちろん、釣査なので皆さん帰っていただきました。
さて、次の潮にいれかわったら、沖から戻ってきたレギュラーサイズを釣って、この仮説を検証したいと思います。
≪タックル≫
ロッド:シマノ ソアレゲーム610LS30
リール:シマノ 13ソアレCi42000HGS
ライン&リグ:フロロライン2.5lb+ラッシュヘッド1.3g
+アジアダー、ペケペケ2inほか
もう1つ不思議だったのは、海藻がほとんどないところで、ニナ(釣り友kaz君の鑑定によれば
クマノコガイクボガイではないかとのことです)が大量発生していたことです。
これも何かの影響なのかもしれません。
釣果ゼロの場合は、これを持ち帰って湯がいたら、良いビールのアテになりますね。
(≧∇≦)b