退避していたメバル!?

リーダー

2024年05月26日 23:31

【2024年5月下旬 岡山東部エリア離島某所】

過去3回の釣行で2匹(ハネとカサゴ)しか釣れていないという、きわめて苦手意識の高いエリアの離島へ行ってきました。

そのためか、不参加者が続出で、広報担当さんは苦慮されてました。 m(_ _)m




渡礁した磯は、素晴らしいロケーションでしたが、前面に刺網が入っていたので今回も期待が持てませんでした。

昼間は漫然とカルティバのオフセットのついたジッドヘッドで探ると・・・



親が探しにきそうな手乗りサイズのカサゴが連発します。




同じポイントなのに、赤いのやら、黒いのやら、茶色のやら・・・




不思議ですね(笑)




しばらくは、流紋岩の荒磯にできたスリットやヘチを探って、チビカサゴと戯れていましたが・・・

流石に飽きてしまいます。



このポイントの釣り荒れ度合を察知しました。 ( ̄п ̄|||)


夕方になって、ようやく小マシなカサゴが釣れました(23cm)。




日が落ちたので、15gのフロートを先端に付けて、メバルが付きそうな潮のよれた場所にフルキャストを繰り返しますが、

まったくの音無しです。 ┐(´~`;)┌


そうこうしているうちに、南の空からおどろおどろしい赤い月が出てきました。




すると・・・その直後に、内側から爆発が吹きはじめました。

そのうちに、ウネリも立ちはじめて釣りどころではなくなりました。((( ;゚Д゚)))

釣座は、東映オープニングのような波が打ちつけるので、たまらず背後のワンド側への避難を迫られます。


山陽側の離島では、北風によるウネリは収まりやすく、南風によるウネリは長引くと言われます。

それは、ウネリが到達する距離に関係するものです。

ウネリは長引くと読みました。

少しでも穏やかな場所をみつけて、底をゆっくりワームを曳いてみると・・・




強烈なアタリとともに、フッキングしたのは、良型のシロメバルです。
(≧∇≦)b


ところが、風はますます強くなってきて、キャストもままならなくなりました(汗)。




風が一時的に収まる瞬間に、波が打ちつけていない場所をジグヘッドリグを使ってピンで狙います。

潮がほとんど動いていないので、正直なところ、釣れるとは思っていませんでしたが・・・

すると、20cmに少し足りないシロメバルが釣れました。



おやぁ?

そういうことか・・・どういうこと??

リリーサーと続きます。




もう一発20upが来ないかなぁ・・・

と、思っていたらこの日のmax.24がキマした。 (≧∇≦)b




古典的な釣りの格言に「メバルは凪を釣れ」があります。

凪のない日は、そういう場所を狙うという検証ができました。


<<タックル1 さぐり用>>
ロッド:メジャークラフト AIROCK AR-T862M
リール:シマノ 0.8ツインパワー2500S
ライン&リグ:PE0.3号+フロロ6£+デコイSV-38_3.5g+ビームスティック

<<タックル2 メタリング・フロートリグ用>>
ロッド:ブリーデン GRF-TR93 "PE Special" Houri-Island
リール:シマノ 11ツインパワーC3000SDH
ライン&リグ:PE0.6号+フロロ2.0号+フロロ1.75号+尺HEAD0.3g+チャップオン0.5号+フィジットヌード2.7、チビキャロスワンプ他

<<タックル3 マイクロメタリング&ジグヘッド用>>
ロッド:ヤマガブランクス ブルーカレント8.2nano
リール:シマノ 09セフィアMgC3000SHG
ライン&リグ:PE0.4号+フロロ7£+ラッシュヘッド1.8g+アジアダー他


迎えにきたメンバーから釣果を訊かれて、自信満々に「良いのが釣れました」と得意げに答えると、

他のメンバーたちはもっと良いサイズを釣っていました。 ( ̄п ̄|||)


メバルとカサゴは4匹だけ持ち帰り、小さいのは将来のために即リリースしました。

持ち帰った魚はお造りをメインに、アラは吸い物にすると、遊びにきていた娘1号がよろこんでくれました。




この組合せは、魚を余すことなく食すという点で理想的だと思います。




サイズでは勝てなかった今回の釣りですが、狙った釣りができて良かったです。

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