カレントの違和感

リーダー

2021年04月28日 22:38

【カレントからフローへ】

同じ液体の動きでも、潮流(tidal current)と、川の流れ(river flow)はかなり異なります。

激流と呼ばれる条件であっても、潮流の動きは圧を持ったマスであり、

複雑な流れを生みながらも、流れた先に圧を持った別のマスが受け止めるイメージです。


名竿「Blew Current」は、そのようなシチュエーションの中で軽いリグでアジを釣るために開発されたのだと勝手に解釈しています。

ここ数年、このロッドを渓流釣りに転用してきましたが・・・

2〜3gのスピナーやスプーンを多用する管理人の釣りでは、今1つフィールが良くない気がします。

特に逆曵きになった時はそれが顕著で、ティップが押され続けるとともに、魚の反応や抵抗より、

フローの抵抗の方が格段に大きく感じてしまい、取り込みまでの間が途方に長く感じることがあります。


ということで、渓流専用ロッドを調達することにしました。

まずは、年間7〜8回程度しか使用しないことを考えて、現実的な予算を考えると、1万円そこそこの価格帯で買える必要かあります。

5ft前後のレングスで、性質的には張りと曲げを両立したもの・・・

価格の割に見栄えが良さそうなこと・・・ぐらいでしょうか?


熟考の結果、ここ数年で手持ちロッドとして増えてきたPALMS製品の中から、

ミドルレンジの「レラカムイ RKSS-53UL」を選定しました。




一昔前のPALMS製品は、高級品のイメージが強かったのですが、経営が変わったのか普及価格帯のロッドが増えてきました。

3年間保証も有難いです。



グリップにコルクや天然木を用いた味わいのある質感です。



思ったよりティップが太く、トップガイド〜元ガイドまでシーバスロッドか?

と感じるほどデカいです(笑)。



トラウトロッドのグリップはこんな感じなのか分かりませんが、ショートグリップでした。

そもそも、渓流ではダブルハンドキャストは必要ないと思うので、片手で投げることに慣れないといけません。

後は実践で使ってみて、本格的な使用感はそれからですね。



さて、一方のBlew Currentですが、携行しやすく、手軽に使えるサイズ感は捨て難いものがあります。

管理人の住む岡山南部で手軽にアジングができる場所があるならベストなのですが・・・


何度かメバリングにも転用しましたが、掛けた感じ、抜いた感じが少し違うかもにれません。

いっそのこと、実家に常駐させてしまおうかしらん。(゜-゜)

関連記事