【2023年4月最終日 大分県南某所】
最近、高齢を迎えた義父と釣りの話をする機会がありました。
釣りをやめて40年ほどになるらしいのですが・・・
よく釣れた場所の話を昨日のことのように、楽しそうに説明してくれたのが印象的でした。
個人的には、釣りの真価は数でも型(サイズ)でもないと考えています。
それでも、幼少から始めた釣りの中で、鮮明に残っているのは、爆釣した記憶です。
確か、社会人1年目だったと思います。
父親と最後に行った釣りで、「メバルはもう良いかな?」というぐらい釣れました。
(30年以上も前の沖イカダでの釣果です)
残りの釣り人生が計算できるようになったせいなのか・・・
この先、釣りができなくなる時が来ても、その思い出で生きていけるような爆釣を
1度は味わってみたいです(笑)。
数釣りという点では、アジやカマスなど、回遊性の魚に遭遇するのが爆釣の近道のような気がしますが・・・
普段の釣りは岡山ですし、故郷の海だとしても言うほど簡単ではありません。
さて、釣り友の軟弱釣師さんに連絡をとると、近くで修行中のようです。
メジャーポイントにて落ち合うことになりました。
夕まづめのアジを目当てに各々でキャストを開始したものの、釣れる気配がありません。
周辺でサビキ釣りをされている釣り人は、時折コノシロを釣り上げていましたが・・・
アジは確認できませんでした。 ┐(´~`;)┌
そこで、軟弱釣師さんの提案で小移動することになりました。
次のポイントで驚愕したのは、夢にまで見たアジの大群が足下を彷徨いている状況です。
ところが、アミエビを捕食しているからなのか、時折ライズするものの、ワームには口を使ってくれません。
横から覗き込むように、「アジが群れているのに食ってこないのは、血圧が上がるでしょう?」
と、軟弱釣師さんが呟きます(笑)。
管理人は、1つ覚えのボトムアクションを繰り返していると、最初の魚信がありました。
ひとまず、ズーボー逃れの小メバでした。 (///▽///)
また、しばらくすると今度は少し強い反応があったかと思ったら、小っちゃいホゴ(カサゴ)でした。
(アジ以外はリリースです)
相変わらず、ワームに対して無反応なアジの群でしたが・・・
あるタイミングをきっかけに、動きが活発になることが分かりました(秘密です)。
すると・・・
ゆるゆるドラグがジィジィと音を奏でます。
念願のデイアジをゲットしました。 ( ̄ー+ ̄)
これから量産体制に入りますと豪語したものの、相変わらず口をつかってくれません。
なんとか2匹目が釣れました!! ш( ̄▽ ̄)ш
終盤、沖の方で凄まじいボイルが発生したので、管理人も軟弱釣師さんも、
それをめがけてキャストを応酬しますが、まったく反応してくれません。
ダベリングしながら、魚を沢山釣った気にはなりましたが・・・(爆)
しばらくすると、軟弱釣師さんのロッドオフの時間がやってきたようなので、
管理人も最後の一投を懇願すると、劇的にもアジらしい魚信がありました。
軟弱釣師さんの御前で何というタイミングでしょうか!?
これはドラマです!!
しかし、我ながら・・・やっぱり詰めが甘い。 ( ̄п ̄|||)
取り込みまであとロッド1本というところで、ぽっちゃんと帰っていかれました。
頃合いということで、軟弱さんの貴重な話を聞きながら、帰宅の途につきました。
≪タックル≫
ロッド:TICT SRAM JSR-76SS
リール:シマノ15ストラディック 2500HGS
ライン&リグ:フロロカーボン2lb+尺HEADミニ1.0g+ペケペケほか
釣り場で驚いたのは、釣り場での軟弱さんの交友関係の広さです。
その釣り仲間の1人がサビキ釣りで爆釣されていて、袋いっぱいのアジを提供してくださいました。
翌日に鯵寿司になりました。
程よく脂がのった美味しいアジを堪能しました。 (≧∇≦)b
釣果は今一つですが、ダベリングの密度と魚の量だけは記憶に残りそうです。
楽しいコラボを有難うございました。