理想?妥協?
さらば・・・
※ BAe/シーハリアー
とあるミリタリーなHPによりますと・・・
その原形であるBAe/マクダネル・ダグラス・ハリアーは、
世界で初めて実用化された垂直離着が可能な戦闘攻撃機で、これがすでに
1960年に初飛行したというから驚きです。
まさに
キャプテン・ウルトラの世界ですね(古っ!)
私は軍事オタではないのでこれ以上のことは書けませんが・・・
垂直離陸すると燃料消費量が多くなるので、通常は滑走して離陸を行うそうです(笑)
その攻撃機と同じ名前を冠した我家の自家用車でした。
通常走行しているにもかかわらず・・・燃費がすこぶる悪いです(汗)
我家にやってきたのはほんの
10年前・・・
初期モデルの後期型で、当時我家ではスキーがブームだったこともあって
3.0FOUR、つまりフルタイム四駆をチョイスしました。
VVT搭載のビームスエンジンは譲れないと、最後まで抵抗したことを覚えています。
遠出が多かった以前はさほどでもありませんでしたが・・・
街乗りが中心になった最近では、燃費計が示す平均燃費はなんと
6.0km/L(泣)
ただでさえ重いボディなのに、+プロペラシャフトやら・・・重たいものを引きずるものだから。
懐が寒い時代に、我家の家計に重くのしかかっていました。
この度
10万キロが目前ということもあり、手放すことに・・・
代わりにやってきたのは、これと対角に位置するようなエコの代名詞ともいえる車です(^^;
極めて個人的な趣味のレベルからい言いますと・・・
納得はしていません。
・・・それでも
9フィートのシーバスロッドが繋いだままの状態で車載できましたので、
最低限譲れない部分の条件はクリアしました(爆)
まぁそもそも、セカンドドライバーの管理人には選択権など無いのが現実ですけど。
┐(´~`;)┌
以下、車と釣りの関係に逸れていきます。
ちょっとコアな・・・趣味の次元の話なので、お暇なかたはどうぞ。
遡れば・・・
管理人が、社会人2年目のときに乗り始めたAE-86と呼ばれた
フジワラトウフテン御用達の車。
それまでバイクしかしらなかった管理人には、理想系ともいえる遊び車でした(遠い目)
4A-G型エンジンは、ライトウエイトスポーツFRにマッチしましたし、ハッチバック、NA、マニュアルシフト・・・楽しい装備満載でした。
ドライブして楽しいし、釣りにいくにもハッチバックは便利だし、1人なら意外に釣具が載せられる(笑)
ところが、時代の変遷とともに乗る車も変わっていきました
次にやってきたST-182セリカGT-Rは〝GT〟に似つかわしくない走らない車でしたが・・・
前モデルのGT-FOUR版でスキーに連れてってと唆されたのが購入の理由でした(嘘)
(GT-R版にはこのようなフロントのインテークは付属していません)
FFになった点が大きな転換で、フケの悪い3S-G型エンジンはそれなりでしたが・・・
86に比べて釣具を車載する能力は一段と向上し、楽しい釣りライフを送ることができました(笑)
その後、家族ができて・・・
車はケンタッキーブランドの巨大な赤い
ステーションワゴンに代わりました。
これはこれでキャンプや帰省など大変便利でしたが、
これまでのものと異なり、ハイメカ5S-FE型エンジンは巨大なボディを引っ張るにはいささか非力でした。
管理人にとっては、マニュアルシフト ⇒
オートマチックとなったことが大きな転換で・・・
大事なものを無くした代わりに、
釣具の積載能力はジャンプアップしました(爆)
で・・・英国空軍の垂直離着陸機。
釣りに使うには十分すぎる車載能力がありました。
NA-200馬力を稼ぎだすビームスエンジンは釣り場に到着するまでの間が快適で・・・
今思えば、釣りに行くには良い車だったと思います。
そして今回・・・我家にきた
エコ車です。
思えば、カーライフとは
理想と
妥協の狭間でゆれる束の間の道楽なのかもしれません。
長くて10年か・・・いや、たかだか10年、と思えば高い買い物です。
ある意味タックル選びと似たようなところがありませんか?
管理人はともかく、夜遅く釣りから帰還したときのご近所迷惑が軽減されると・・・
妻君は安心しているみたいで、少し反省していますm(_ _)m
納車の前日・・・
管理人は「
こんなワクワク感のない納車は初めて」・・・ボそっ。
妻君も同じ気持ちだったようです。
まぁ、燃費の心配はなくなりましたので、気兼ねなく遠出できるということで。
今後の釣りには良い事尽くめだと期待しておきましょう!!!
何しろ高い買い物ですから。
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