季節外れの悪戯に見舞われまして、
仕事漬けでかれこれ1ヶ月・・・行けそうで行けない日々が続いております(>_<)
さて、釣具のメンテは面倒な作業ですが、心地よい釣りのためには欠かせないものです。
愛着のある道具の手入れというものは、ある意味冷静になれる時間ですし・・・
リールがいざというときに力を発揮してもらうためにも重要な作業ですね。
回転の滑らかさや異音の有無、可動部をチェックしながら次の釣行を妄想することもいいことですよ~(´ー`)
お気に入りのブログなど拝見していますと、物欲に走っているかたほどメンテも愛着をもってされているように思え・・・(あ、すみませんでした)
ところで、管理人はシマノのリールをメインに使用しています。
シマノのリールには
「オイルインジェクション」と呼ばれる注油専用口が付属しています。
以下・・・無知を曝した話題になってしまいますが・・・。
当然のことながら、日常的なメンテナンスのために注油するためにあるのでしょうけど
ここに注油すべきはオイル・・・というからには当然
オイルなのでしょうか?
「
オイルだから
オイルなんだよ!(-_-♯)」これではネタになりませんが、あるとき疑念が生まれました。
そもそもがオイルという言葉からして・・・オイル、オイルマネー、石油類、油、燃料、潤滑油・・・そしてグリス
日常ついつい混同して用いるケースが思い当たりますが(汗)
メンテナンスオイルセットなどに付属する説明書の方を見ますと、以下のように書かれていますね。
●
回転系(ベアリング) ⇒ オイル
●
駆動系(ギヤなど) ⇒ グリス
05バイオマスターを例にとると・・・
かなり詳しい「取扱説明書」が付属していますが・・・
取説にはどの部位に
オイル/
グリスのどちらを注すかが書いてあるハズですね。
通常メンテとしては、インジェクションから注油するのは
オイルと記載していました。
だったらいいじゃぁないか・・・そう思われるかもしれません。
ただし、後続のページには上級者メンテとして、分解による注油法がありまして・・・
おおむねベアリングには
オイル、ギヤには
グリスという具合に、細かい部位について記載されているのです。
おかしくないですか・・・?(・_・;)
05ツインパワー/05バイオマスターのオイルインジェクションを開けたとき、
手前に
マスターギヤの一部、奥に覗いているのは
クロスギヤ軸あたりではないかと思います。
つまり、インジェクションからの
オイルは・・・ギヤに注油していることになるのではないのかな?
(オイルとグリスって混ざらないの?)
ギヤならに
グリスを注す方が当っているような気がしますが???
もちろん上側の回転軸や、マスターギヤ両側にはベアリングはありますが・・・
(05バイオ、05ツインパの場合)
インジェクションから直接ベアリングに注油することは難しいかもしれませんし、
ピニオンギヤの上にあるベアリングには回転軸越しに注油した方が確実のような気がします。
管理人の場合は、インジェクションからの注油はベアリングを狙って
オイルを0.3秒間した後・・・
ギヤを狙って
グリスでかぶせるようにしています(汗)
もっとも
グリスは、
オイルに比べて頻度少なくしてますが。
こんなことやってると、これ以外の部位からの注油の方がが重要な気がしますので・・・
いつものメンテはこんな風にしています。
まずは
オイルから・・・
ハンドルとリールスタンドを外して両側から
0.2秒間シュッ!
ここでノズル先端からオイルが垂れそうになるので、
それをラインローラー外周めがけて2滴落とす(笑)
スプールを外してローター回転軸の付け根に
0.3秒間シュッとして
残りをまた垂らす(爆)
オイルはこれにて終了し、次は
グリス。
ベイルアームカムの軸可動部の隙間に0.5秒間ブシュ~ゥ。
で、カチャカチャと2・3回起こしたり戻したりして馴染ませます。
大抵はみ出すので、ウエスでフキフキして終了。
スプール天端につきましては、劣化したように思える場合のみ
グリス注し替えします。
この後、ハンドルをクルクルしてみると何処が一番滑らかなになったかというと・・・
それは
「気持ち」の問題だったりします(爆)
すみません・・・簡単に考えればいいことを難しく書いてしまいましたm(_ _)m
「それ間違ってるよ!」と言われる方は、リール機能が致命傷になる前に教えてくださいませ(゚_゚;)
それにしても・・・最近気付きましたが、08ツインパワーになってオイルインジェクションが極端に小さくなりましたね。
開けにくくなったので、いっそのこと無くした方が良いんじゃないかな~
ということで・・・今週こそ!(汗)