2009年02月16日 00:24
いつものように前振りが長くいですが、今回は2月14日(土)~15日(日)のメバリング報告です。
最近の釣果を省みて、耳の痛い言葉が頭の中を占領していました。
◆将来を嘱望して現状の発展を怠るなかれ ----- 島安次郎
自分の釣りの現状に通じるものがあると痛感しています。
釣れない、魚がいないなどと言っているけれども、自分のホームで釣るための工夫をしているのか・・・
そして同じような言葉を、あのueda-034さんのブログでよくお見かけしております ⇒⇒⇒
-なぜベストを尽くさないのか- と。
uedaさんのブログはバスと管釣りがメインですが、タックルの解説など非常に参考になるものが多く、物事に対する考え方などにいつも関心させられます。
タックルの話題で参考になったのは、ジグヘッドとハンドル径について。
このときの記事が印象に残っていたこともあり、今回はもう一度自分のテクを見直すために、ジグヘッド単体でとことん攻めることにしました。
ハンドル径の方は自分なりに解釈して、1年前からタックル箱の肥やしになっていた不評の05バイオダブハンに換装して使用することにしました。
そしてもう1点、今回のテーマは上げ潮・・・昨年末から下げ潮で釣行する機会が増えていましたが、上げ潮ならかなり状況が変わってくるのではないかと。
この日のスタートは22時半と遅いですが、幸いにも満潮は翌15日2時頃です。
目的のT野方面に着くと、思ったほど釣り人が出ていません。
干潮から2時間しか経過しないため、まずは小手調べに常夜灯のある場所で開始することにしました。
分かりきっていたことですが、流石に浅い・・・
魚は離岸しているとみて沖目にキャスト、意外に飛距離が出ています(ジグヘッド・COBRA29/1.0g、ライン/フロロ3LB)
表層~ボトムをいくつかのクリア系のワームで試しますが、反応がありません。
そして、ボトムには例の藻が・・・
ポイントを移動しながらワームをベビサー(ピンク)に交換し、遠目でゴンときたのは・・・メバルではありません。
17cm弱のカサゴ・・・やっとのことでボーズは免れました。
早く反応したつもりだったのに、丸呑みしていたのでお持ち帰りすることに(ゴメンナサイね)。
偶然にも沖目からリトリーブした際、手前のシャローエリアでテンションを抜いた瞬間に反応したやつがいました。
(12cm、小ちゃ~っ!)
メバルの魚体は意外に冷たかったです。
写真撮影して即リリース。
同じパターンで立て続けにきました。
これまた小ちゃいのでリリース。
ただし、護岸に沿ってシャローエリアをトレースすると無反応(なぜ?)
また、沖目に投げて引いてくると、また小ちゃいの・・・同じようにしてメバルが6匹釣れました
(キリがないので、写真撮影は一旦中止)
0時頃になって潮の流れが悪くなり、アタリもなくなったので本命の箇所に移動することにしました。
潮止まりまであと2時間・・・予定ではそろそろ時合のはずです。
この場所に灯りはありませんが先日の下見が活きて、捨石の状態、藻の位置、ロープの位置などイメージできます。
それから、前日のソルTさんのレポートに書いてあったことを考えていました。
〝 表層で入れパク 〟
魚影の濃さの違いはあれ、ここは同じ瀬戸内海・・・釣れる条件は同じなのではないかと。
ライズこそありませんが、表層でバイトが頻発しました。
(ここからはベビサーは音無し、ママワームシラウオに好反応)
キャストして着水後、即リトリーブ・・・即合わせ。
久しぶりのメバリングができました。
前の場所と比べて少しだけサイズアップ!
8匹目は結構引きましたが・・・
20up間違い無しと思いきや18cmの茶メバ、ん~残念(それまでに釣れたものが軽すぎたせいか勘違い?)
次にヒットしたものは、更にロッドを引き込みましたが・・・途中でフッ、痛恨のバラシ。
このバラシが影響あったのか、その後はアタリが減少した感じ。
しかし、ポイントを変えると金メバを2匹追加。
(この分だと20匹はいけるか?)
皮算用も虚しく、下げ潮になったとたんアタリがピタリと無くなりました。
久しぶりに2ケタ釣れたこともあり(茶8、金2、カサゴ1)、少ない釣果なりに、まぁ満足して2時過ぎに納竿としました。
05バイオの貧疎なダブハンは、この日使用したロッドとのマッチングが良かったので、当分使用することになりそうです。
釣れたものの中から、少しだけマシなサイズを選んでお持ち帰り。
久しぶりにメバル料理を堪能しましたよ~
(塩で下味をつけたものをガーリックとオリーブオイルでソテー、仕上げは乾燥バジルをふって・・・あまり見た目は良くないですがマイウ~っ)
久しぶりに、また行きたいっていう感じになりましたね。
最近疑問に思っていたことのうち、「この辺りは上げ潮が良いのではないか」という点については検証できたと思います。
ただし、「下げ潮では本当に釣れないのか」という点は、時間帯やお月さんの条件の違うときに試してみる必要があります。
大きな声では言えませんが・・・いまの自分なりに●釣だったと思います