日付が変わる頃、自宅近くの河川水位は「はん濫注意水位」を突破し・・・
「避難判断水位」にあと20cmというところまで迫りました(((゚Д゚)))
夜を徹して監視にあたられた水防関係者の皆様、お疲れさまでした。
その後は、上流のダム放流量が減ったのか、
水位上昇は小康状態に・・・。
管理人は、いつ避難勧告がきても大丈夫なように、
夜を徹して監視する意気込みでしたが・・・
水位が下がりはじめたことを見届けて、お休み3秒となりました(-.-)zZ
Z
いろいろとご心配をおかけしましたm(_ _)m
そして、翌朝・・・
管理人はいてもたってもいられず、自転車で地域パトロールに出向きました。
隣県では、台風災害によって行方不明者や亡くなられたかたがおられるようです。
こちらでも、上空で防災ヘリらしいローター音が鳴りつづけていますので、心配です。
現地「旭川」に付きました。
職場のメンバーと花見にいく、日本三大庭園?の一角をなす「後楽園」の東側流路です。
庭園駐車場のきわきわまで水位が上がっていました。
夜中のピーク時には浸ったかもしれません(汗)
後楽園を西向きに通過して、鶴見橋へ・・・
下流側に見えるのが「岡山城」です。
護岸沿いにある住居のかたなど、昨晩は眠れなかったのではないかと思います。
鶴見橋の下流に移動してみましたが、
こんな風景は記憶にありません。
さらに下流へ進むと岡山城が見えてまいりました。
ここは、旭川河口から9kmの位置にあります。
通常は、堤防に設置している「距離標」でその位置を確認することができます。
岡山城の近くにある歩行者専用の橋があります。
左側が後楽園になります。
どこも同じように濁流が流れていて、水防関係者もちらほら見えてきました。
このあたりも感潮域にあたるので、普段はシーバスなど溯上するところです。
こんな日はどうしているのでしょうか?
後楽園下流もヒタヒタです。
普段は憩いの場となっているこの場所もおそらくピーク時には、おそらく浸かってしまったことでしょう。
そして・・・水位観測所のある「相生橋」。
この時点では「はん濫注意水位」より1m程度下がっていました。
何事もなくて本当に良かったです。
下流側では水防関係者でしょうか?
作業をされていました。
県庁まえの水門を通過してみました。
区内で唯一の避難指示が出された地域であり、先々月は花火大会が催された付近です。
見慣れている管理人でさえ、河川幅が広く感じられました。
過去、晴天時にブログに掲載した写真と比べても、随分と増水していることが判ります。
パトロール終了後・・・
「岡山県防災情報メール」は県下全域の土砂災害情報解除を伝えてきました。
帰宅途中、町内会近くで水や土砂が溢れた場所で、清掃している人を見ました。
河川の増水時は、堤防の樋菅は封鎖してしまいます。
本流がはん濫しなくても、堤防の下を廻ってくる水や、小水路の水が溢れることで、
内水被害を起こすことがあるので注意が必要です。
以上、速報として台風一過をお伝えしました。
山猫さんの言われるとおり、自然災害はいきなりやってきますので、
普段からの防災意識は大切です。
別の側面を見ますと・・・
せっかく税金が投入されて構築されている防災情報システムです。
ちなみに、これらの使用や登録はタダです。
自分たちの身は自分たちで守るため、個々で使い倒せば良いと思っています。
被災後に、行政に責任を求めるのもよいでしょうが、
命あってのことですから・・・
一助になればと思い、定期的に啓発活動をしていけたらと思います。