9月3日早朝・・・
台風の動きがきになりつつ、広島駅の在来線は全線不通となっていましたが、
新幹線は何とか通常ダイヤで運行され、比較的早い時間に帰宅を許されました。
岡山駅には
不動明王妻君が迎えにきてくれていました(汗)
帰宅後、あるところからひっきりなしに送られてくるメールに
管理人の携帯電話は鳴りっぱなし・・・
午後になると、軽く50通を超えていました。
あるところというのは、「
岡山県防災情報メール」です。
http://www.bousai.pref.okayama.jp/bousai
自然災害に切迫したときなど、慌てずきちんとした対応ができるように、
防災配信サービスとして登録したものです。
○○川●●・・・水防団待機水位を超えました。
晴れの国と呼ばれるこの地が、このような状態になるのは非常に珍しいことです。
かつてのHGのある岡山県玉野市は、市全域で避難勧告が出されました。
同日、昼頃のことです。
民間人とはいえ、仕事がら、この手の情報には気を配らないといけない立場にあるので・・・
次に確認するのは、「
川の防災情報」です。
全国どこでも、以下のリンクで主要水防箇所の河川水位を確認することができます。
http://www.river.go.jp/
以前にも紹介した「
テレメーター水位」です
赤い場所をクリックすると、主要水防箇所の河川水位に進みます。
PCだと以下のような画面が確認できますし、
携帯電話でも、河川水位の観測点で10分毎の水位を確認することができるので、
リンクに登録しておくと良いでしょう。
http://i.river.go.jp/cgi-ippan/title.sh
(当日15時頃のもので、氾濫注意水位にかなり迫っていることが解ります)
自宅の最寄ポイントと、上流部のポイントを見てみるとよいでしょう。
水防上の危険度の区分は以下のようになっています。
■
水防団待機水位
■
はん濫注意水位
■
避難判断水位
■
はん濫危険水位
管理人が住む場所より上流側では、
避難判断水位を超えた箇所もあります。
また、水害の際によくありますが、
水路の様子を見に行って行方不明・・・
このようにして亡くなったかたは、非常にお気の毒です。
不用意に見に行くべきではないと思います。
管理人は、河川事務所のライブ画像で上流の状態を確認しました。
夕刻になって、台風の動きが一段と鈍くなったせいか、
管理人の地域のテレメーター水位は、一向に落ち着く気配がありません。
魔界潜伏を企てるつもりでしたが、道路側溝の水が溢れているらしく、
車での外出を断念しました(あたりまえです)
にも、かかわらず・・・
家人たちは、めいめい日常と変わらぬ生活をしています。
ある者は、床にごろり・・・ある者は宿題・・・妻君は夕食準備に・・・
以前、県職員のかたから聞いたのは、
災害が少ない土地だけに・・・
防災意識が薄い・・・防災なれしていない・・・という話でした。
川といえば、私たち釣りを趣味とする人間には、切っても切れない存在です。
趣味を満たしてくれる場であると同時に、
災害の場となりうることを忘れてはいけません。
日常から防災意識をもっておられるアングラーさんがほとんどだとは思いましたが、
再度の防災意識を促すために掲載させていただきました。
さらに管理人の住む街も「
はん濫注意水位」が迫ってきましたので、
引き続きテレメーターから目が離せない状態が続きます。
一番困るのは、夜間に非難を迫られることです。
不動明王どころの騒ぎではなくなってしまいました・・・
(追記) あ、いまそんな管理人の雰囲気を悟ってか・・・
妻君と娘1号が「川の水位はどうなった~?」と聞きにきてくれました。
もう少しでブログ投稿がバレそうで冷やっとしたが、
ちょっとした防災意識の変化に嬉しく思いました。