大分釣初め~黒尺の片鱗~

リーダー

2009年01月06日 01:17

故郷大分での年末・年始釣行記後編は、1月3日の初釣りをお届けいたします。

2009年が明けて、年末までの穏やか天候と打って変わり元旦・2日は雪がちらつくほどの冷え込み&強風となりました。
3日目にしてようやく冬型が弛んだので、ホームへ初釣りに行くことができました。

タックルはエアロックT862M+06セフィア
藻場とフジツボぎっしりであることを考慮して、普段より1サイズ太い4LBナイロンライン+5LBフロロリーダー1.3~2gジグヘッドを用意しました。

朝5時にフィールドに着いてみると浜が見えるほどのド干潮、おまけに正面からの強風に押し戻されて、ジグヘッドがまともに飛びません・・・
それと灯り一つない場所なので年末に「黒い尺」がいた浮き藻の位置がよく見えません。
先行者はモイカ釣り師が1名・・・後で知り合いになった佐伯のYさん(従兄弟の釣り友)でした。
(係留船の先で泳がせ釣りをされていましたが厳しいみたいです)

缶コーヒーを飲みつつ、6時になるのを待って釣り再開・・・少し空が白んできたような感じです。
(あらためて、九州は夕暮れ時がいつまでも明るい反面、朝方が暗い、プチ時差を実感します)

風も少し収まってきましたが、ポイントが遠いのでシマノTidey Soareをジグヘッドの70cmくらい上に装着してみました。
 
初めて使いましたけど、結構飛びますし、良い感じで沈んでいきますね~(これはスグレものですよ)


遠めにキャストしてリトリーブ・・・
捨石が切れてかけ上がりになっている付近でテンションをかけてフォール。
フッキングしたのは20cmのアジです。
ロッドがロッドだけに、すんなり上がってきました。

これでボーズは免れました
続いて・・・ヒットするなり左に走られます。

また、アジか・・・
ジジ・・・今度はドラグが出て浮き藻下に潜り込まれますが、ロッドがエアロックで良かったです。
一塊になった浮き藻ごと、ラインを摘まんで抜き上げました。
上がったのはアジではなくて、本命の黒いメバル・・・
おっ良い型じゃぁないですか
検寸すると23cm、昨年の25cmに次ぐサイズですから久しぶりに取り込みでワクワクしましたヨ~
しばらく時間をおいてメバルが上がりましたが、16cmくらいの金色でした。
(実質的な釣果はここまで)

明るくなってくると、先日ご一緒させていただいた大分市のSさん(従兄弟の釣り友)が加わりました。
「係留船の下にメバルが沢山おるから、乗ってきたら?」と誘われますが、取り込みの際に浮き藻を荒らしたせいか、どこにキャストしてもあたらなくなりました。

日が当たりはじめると、ボトム付近ではメバルに代わってコイツの活性が上がりました。

(ベラリングはもういいですけどね~)

ベビサーの茎部分でも関係なく釣れるので、ゲーム性は皆無です

(あ~あ、本気で釣ったら何匹上がることやら)

それにしても、この時期にこの場所でメバリングなどするのは、私くらいなもので・・・
周りでモイカ釣りを控えていた方々が珍しがってバケツの中を見に寄ってきます。
・・・「ルアーでメバルが釣れるん?
・・・「おっ、良いサイズ釣っちょんやねーな」ってな具合に。

ちなみにSさんも、私の従兄弟も、この近くで30upのメバルを上げているみたいです。
私は尺には届きませんでしたが・・・その片鱗が見れただけでも良かったかなぁ。

それから、アジは美味かったですけど、釣りものとしての評価は別のようでした・・・まぁ1匹ですからねー。

この後は、家族を連れて「別府地獄めぐり」が控えていたので、9時半に納竿としました。
それから・・・コレは?

もちろん私が釣ったのではなく・・・
帰る間際、エギングをされていたSさんにヒットしたみたいで、「モイカ持ってかえるなー?」
と言うので、有り難く頂きました(美味かったですよm(_ _)m)

ということで、私の冬休み釣行は終わりました。
これまでは、ジグヘッドというとタダ巻きしか脳の無かった私ですが、かけ上がりでのテンションフォールを覚えました(笑)
数は少ないですが、これで結構釣れるようになったので、徐々に収穫も出始めているのかなぁ(と思いたい)
次回、帰省するまで待っていなさい・・・黒い尺メバルさんっ!

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